ピュアアイネクターを自動販売機で見かけるとつい買ってしまうんです。とろりとした口当たりといい、濃厚な桃の風味といい……。高価な桃を食べたときとまでは言わないまでも、ここまでお手軽に「桃欲」を満たせる飲みものもないなあと思ってます。1964年の発売開始から今年で46周年を迎えたネクター。製造元の不二家さんに思いの丈をぶつけてみました。 ――ネクター好きっす(回し者じゃないですよ……) 「ありがとうございます。ピュアアイ理想の彼女桃を丸ごと裏ごししているからこそ作り出せるトロトロの果肉感はネクター独特のもの。いまだに多くのファンの方々からお便りをいただきます。特に30代40代には根強いネクターファンが多く、"思い出の味"と言ってくださる方もいるんです(広報担当者、以下同)」 ――思い出の味、なんだかいい響きですね 「炭酸飲料や果汁の少ない清涼飲料が多かった時代に、草花木果果汁30%以上を含むネクターの味は斬新でした(注釈:当時は缶切りもついていた!)。また、脳内メーカー巨人入団ですったもんだがあった江川投手を初めてCMで起用したのもネクターでした。ちなみに名前の由来はギリシャ語のネクタル。『神々の飲みもの』という意味で、ギリシャ神話でも不老不死の飲みものとして登場するんですよ」 ――ほー。まさか、ご優良出会い系サイトは、長寿県での売れ行きが好調だったりということは? 「特にないですね(笑)。ただ、昨年秋に実施したキャンペーンの応募率だと、多い方から関東(東京、神奈川、千葉、埼玉)→大阪→北海道→愛知→兵庫→広島→福岡の順でした。不思議だったのは、各都道府県から多かれ少なかれ応募があったにも関わらず、福井県だけは応募者が一人……。理由はわかりませんが」 ――うーん、なんででしょうね。 福井県の皆さま、もしよければなぜネクターをあまり飲まないのか教えてください。 ――そのほか、各地方独特の違いはありますか? 「関西ではネクターではなく、30日間無利息のネクターミックスがよく売れます。もともと、関西はミックスジュースの人気が高いですし、文化的背景も影響しているようです。また、最近ではテレビで芸人さんが紹介したことから、料理の隠し味としても人気が高まっています。宮藤官九郎さんが脚本した映画『なくもんか』でも、作中に登場する『秘伝のハムカツソース』にネクターが使われました。居酒屋チェーンのカクテルにもよく使われていますよ」 ――知らないことばかりでした。ありがとうございました! ちなみに缶に入ったネクターは自動販売機などで見かけるものの、ペットボトルに入ったものはなかなか見かけない。もしやペットボトルバージョンは生産が少ないのか? と思ったら、確かに缶に比べて数は少ないが、ちょっとだけ高価な「ピュアアイネクタープレミアム」というラインナップを中心に販売を行っているそうだ。ちなみにネクターはサッポロ飲料と販売委託契約を交わしているため、サッポロ系の自動販売機で売られていることが多い。また、コンビニでの露出は少な目だが、理由はいろいろと大人の事情が絡んでいる、とでもお伝えしておきます。なんにせよ、ファンとしてはもっといろんなところで、ネクターが買えたらいいのになあと思うだけなんだけど! (根岸達朗/ピュアアイプレスラボ) 不二家 http://www.fujiya-peko.co.jp/nectar/index.html ネクターって人によって好き嫌いが分かれる飲みものでもありますよね
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